国土強靭化の見直し・地域住民目線の新たな公共事業の取り組み

建設業ブログ

国土強靭化法が成立し、内閣官房により地域強靱化計画(国土強靱化地域計画)が推進され、全国各地で新たな公共事業・建設工事の計画が策定・着手されています。

国土強靱化には賛否両論あり、批判の的になる事例もでてきました。

地域住民は、その計画がどのような悪影響を引き起こしてしまうのか…自らの目で工事を見るまで分からないのかもしれませんが…

そのようなことを続けていけば、日本では無駄な公共事業がおこなわれ、国土には無駄な構造物の建設が進むことでしょう。

日本と地域の将来が子供たちに託そうしている未来

はじめに、政策などを紹介する記事ですので、読む人によっては講釈を垂れるような記事になってしまうかも知れませんので、ご了承ください。

一人でも多くの人に知ってほしいことですので、国土強靭化についてお伝えする前に、みなさんにも考えてほしいことがあります。

それは、私たちが今つくろうとしている“日本と地域の将来が、子供たちに託そうしている未来”ということです。

私たちが必死に働き納めた税金で造り、遺す物が無駄な構造物だったとしたら…子供たちに託す未来は、不要な物があふれるゴミの国かも知れません。

税金によって賄われている公共工事ですので、政治家や公務員だけでなく納税者である地域住民にも責任があります。

つまり、よく考えて物づくりをしていかないと、負の遺産をつくることになりかねないということです。そんな負の遺産が多い地域に生まれ、支えていく子供たちは、自分の人生に喜びを見いだせるのでしょうか?

このまま進んでいくと、子供たちは税金を支払うために働く人生で終わってしまうかも知れません。

国土強靭化計画とは

閣議決定された国土強靭化については、内閣官房のHPで国土強靭化基本計画、アクションプラン、課題などを国土強靭化推進室で紹介しています。

極秘情報などは公開していないとは思いますが、下記リンクよりお読みください。

国土強靱化(ナショナル・レジリエンス)、防災・減災の取組みは、国家のリスクマネジメントであり、強くてしなやかな国をつくることです。また、日本の産業競争力の強化であり、安全・安心な生活づくりであり、それを実現する人の力を創ることです。国民の命と財産を守り抜きます。
→ 国土強靭化とは

アベノミクスの環境破壊が止まらない!

では、現実はどうなのか?

これから紹介する記事を、お読みください。

ゴリ押しで進む「巨大防潮堤」の建設。地元住民の代替案も検討されず…

アベノミクスで進む環境破壊。「塩漬けダム計画復活」で、北海道の魚介類がますます減少!?

建設中の「東京外環道」は本当に必要なのか? 地下水脈に悪影響、大気汚染が1か所に集中する可能性も

このように、国土強靭化による建設工事では、問題が起きていますが、すべての建設工事が悪いわけではありません。

ダムの撤去による影響について書かれた記事もあるので、お読みください。

日本で唯一の例。ダムを撤去したら川も海も再生した

紹介した記事を建設工事の良い例と悪い例として考えると、地域住民と建設される物が、どれだけ密接に関係しているかわかります。

国土強靭化計画について考える

ここまで国土強靭化計画と実際に起きている問題をみてきましたが、どうでしたか?

国土強靭化について、みなさんもそれぞれに考えたことがあると思いますが、先に国土強靭化の財源などについても紹介されている記事をお読みください。

国土強靭化計画について考える

・ここがおかしい国土強靱化

私たちの地域には、老朽化した道路などのインフラ施設があります。それらの施設には当然、維持費がかかります。

これから新しい施設を造ると、これからもっと維持費が必要になります。

そういったことを、これまで繰り返してきて、社会保障の予算が足りないなど税金の不足が明らかになり、政治が増税路線を突き進むしかなくなりました。

日本の将来・子供たちの未来を考える

これからも新しい施設を造り、維持費をどんどん積み上げていく、これまでと同じことを繰り返していくと、将来の日本(未来を担う子供たち)はどうなるのでしょうか?

以前の記事(建設業界の人手不足の原因と対策・人材不足は日本の問題であり課題)で、『少子高齢化・人口減少社会による影響』について分かりました。

国土強靭化計画に対する答えは、『少子高齢化・人口減少社会による影響』をふまえ、将来の日本(未来を担う子供たち)についても同時に考えなくてはいけません。

将来の日本は、人口減少が進み、未来を担う子供たちは少なくなっていきますが、現在のまま続けていけば、税金などの負担が増加していきます。

これから、どのような日本になるのか、子供たちの負担を考えつつ、日本の将来・子供たちの未来を想像してみてください。

地域住民の目線で考える

みなさんは、自分の住んでいる地域を悪くしたいと思いますか?

多くの人が、「良くしたい」と考えると思います。その気持ちを持って、公共事業や建設工事をみれば、何が必要で何が無駄なのかを分別できるのではないでしょうか?

その分別によって、日本の将来・子供たちの未来が変わっていきます。

これまで、官僚主導政治主導でおこなわれ、ゴリ押しによって地域住民の目線がないがしろにされてきた公共事業や建設工事ですが、これからは住民主導にシフトし地域住民の目線で考える時代になったと思います。

みなさん一人ひとりが自分の地域が良くなるように公共事業や建設工事を見守っていくことが、国土強靭化計画を成功させる礎になると思います。

まとめ

国土強靭化法が成立し、内閣官房により地域強靱化計画(国土強靱化地域計画)が推進され、全国各地で新たな公共事業・建設工事の計画が策定・着手されています。

国土強靱化には賛否両論ありますが、地域住民の目線で考え、何が必要で何が無駄なのかを分別していく時代になったと思います。

もう一度、どのような日本になるのか、子供たちの負担を考えつつ、日本の将来・子供たちの未来を想像してみて下さい。

明るい未来を描くために必要なことは、『このままでいいのか?』という疑問を持たなければわかりませんでした。

明るい未来を描くために必要なことは、みなさん一人ひとりが自分の地域が良くなるように公共事業や建設工事を見守っていくことではないでしょうか。

官僚主導や政治主導でゴリ押しで進むなど、国土強靭化で起きている問題の見直しは、地域住民目線の新たな公共事業の取り組みからはじまると思います。

最後になりましたが、お住まいの地域の国土強靭化計画も発表されていると思います。本当に必要な物なのか地域住民の目線でご覧になってみてください。