建築・土木・建設業で昇給・ベースアップのために知っておきたいこと

建設業ブログ

建設業界では、常識と言えることですが、建設業に勤めていると、昇給やベースアップなど給料について、まだまだ知らない人が多い気がします。

そこで、これから就職する人や現在の会社の給与に不満で退職を考えている人に知ってほしいと思い書くことにしました。

就職前なら知らなくて当然の話ですが、退職を考えている人で知らないのは問題です…再就職しても、また給与に不満を感じて退職…と、同じことを繰り返すかも知れません。

そのような悪循環に陥らないように、ぜひ読んで下さい。

昇給・ベースアップのために知っておきたいこと

建設業も他の業界と変わらず、昇給やベースアップは能力と勤続年数に応じておこなわれています。

勤続年数が長くても能力が低くては、昇給もベースアップも低いか、最悪の場合ありません。

では、この昇給やベースアップに関する能力とは何でしょうか?

それは、大きく分けるとふたつ、資格と実績です。

資格による昇給やベースアップ

まず現場監督(現場代理人・主任技術者など)をイメージしてほしいのですが、土木の場合は、土木施工管理技士の資格がないとなれません。

経験によって、出来ることもありますが、一般的には資格が必要です。

このように仕事によって、必要な資格があるため、現場監督になる(資格を取得する)ことで、昇給やベースアップが期待できるようになります。

実績による昇給やベースアップ

次は、実績ですが、これも現場監督を例に挙げると、現場を終わらせる度に、現場の売り上げや評価(善し悪し)を会社に実績として残していきます。

このような実績が会社に対する貢献度として評価されるため、昇給やベースアップに反映されていきます。悪い評価を残してしまうと減給や昇給がない場合もあるので注意して下さい。

勤続年数が長いと、このようなチャンスが毎年あるため、同じ年数でも差が開くようになってます。

スキルアップが昇給やベースアップのハードル

ここまで読んだ人は、気付いたと思います。

結局、建設業もほかの業種と同じで、基本はスキルアップが昇給やベースアップのハードルとなっています。

自分が建設業で、何を目指すかによって給料が変わります。

ここで、建設業給料ランキングをみておきましょう。平均年収・相場・収入などがわかります。

→ 建設業給料ランキング!平均年収・相場・収入からわかる安い給与を上げる方法

これで、建設業のおおよその給料がわかりましたが、建設業と言っても、大手のゼネコンから、町の小さな建設会社までいろいろな会社があり、企業や現場の規模も様々でスキルアップの仕方が異なります。

ゼネコンのような大きな企業でのスキルアップの仕方

これまで現場監督を例に挙げてきたので、ここでも同じように説明します。

ゼネコンのような大きな企業では、大規模な現場です。現場監督の仕事に集中するため、高い技術力が求められます。現場監督が作業に従事することは、ほぼありません。(手伝いくらいはします)

そのため、現場監督の勉強を積み重ねながらスキルアップしていきます。

町の小さな建設会社でのスキルアップの仕方

町の小さな建設会社の場合は、比較的小規模な現場となるため、現場監督としての仕事と作業員としての仕事をしなくてはいけません。

町の小さな建設会社では、ある程度の技術力と現場作業の実務も求められます。現場監督が作業に従事(作業員が足りずに機械を運転など)することもあります。

そのため、現場監督の勉強と現場作業など積み重ねながらスキルアップしていきます。

このように会社によってスキルアップの仕方が違うため、昇給やベースアップのハードルも異なります。現場や会社の規模等をみて、自分に合った会社を選択するようにしましょう。

退職を考えている人は…

建設業から退職するのか、会社を変えて建設業に再就職するのかで、話は変わりますが、ここでは建設業に再就職する方向での話とします。

会社の何が嫌で退職を考えているのでしょうか?

人間関係の場合、長く勤めてコミュニケーションをはかっていれば、そのうち打ち解け合うことが考えられるので、その点も含めて考え直してみてはどうでしょうか?

最悪のケースは、ハラスメントや労働問題などで悩んで辞める場合です。そのような場合は、上司や部下、職場の人間が信用できないと思います。

仕事にも支障をきたしますし、体調が悪くなるなど、本来の能力を発揮できないばかりか、病気や精神的ストレスにも悩むことになりかねませんので、すぐに相談した方がよいと思います。

ハラスメントや労働問題の相談

ハラスメントの相談窓口を紹介しておきます。下記の記事をご覧ください。

→ モラハラ、セクハラ、パワハラ…職場で起きるハラスメントの相談場所

退職前に次の会社を決めておく

会社を退職すると、給料はもらえなくなります。怒りにまかせて退職したり、無断欠勤で退職するようなことはやめておきましょう。遺恨が残るような退職は、次の就職にも悪影響を及ぼします。

退職しようと思ったら、まずは自分を雇用してくれる会社を探して下さい。そこでの給料など労働条件を決めて、今よりも満足できるようなら辞めても問題ないと思います。

ただし、会社は人間によって成り立っているので、お金だけではなく人間関係にも注意をして下さい。

せっかく再就職しても人間関係で嫌になると、また辞めないといけなくなるかも知れません。

退職をきっかけに悪循環に陥らないようにしましょう。

まとめ

建築・土木・建設業で昇給・ベースアップのために知っておきたいことについて書いてきました。

昇給・ベースアップのために知っておきたいことは、基本はスキルアップが昇給やベースアップのハードルとなっていることでした。

現場監督を例に挙げると、大きくわけると資格と実績が、会社で評価される個人の能力となっていました。ほかにも会社によって評価する項目があるので、そちらは就職する会社に確認して下さい。

また、企業や現場の規模も様々でスキルアップの仕方が異なっていることにも注意が必要でした。

ハラスメントや労働問題などで悩んでいる人は、辞める前に解決の糸口を探すため、専門の人に相談して下さい。

退職を考えている人は、次の会社を決めてから辞めるようにして下さい。くれぐれも退職をきっかけに悪循環に陥らないようにしましょう。